恩師からの最後のメッセージ

今日は、尾藤の個人的な話で恐れ入ります。

私の所属するOSMCという団体で、クローズドなSNSがあるのですが、このたびサーバー移転ということで、
過去の日記を見直していました。

そこで、発見した自分の日記に恩師 故 池崎和男先生 からのメールが残っていました。

学生時代は、とても厳しい先生でしたが、「静電気の基礎」と「仕事の厳しさ」をしっかり教えていただいた方です。

「こんにちは。たまたまインターネットで静電気安全指針の項目を検索していたら、
尾藤君の写真がヒットし驚きました。

作業服関係の経営をされていることは前から知っていましたが、
静電気防止靴や作業着などにも手広く拡張されていることがよくわかりました。

半導体産業やその他いたるところで、静電気事故や障害は深刻な問題になっているようですが、
私はほとんど実体を知りません。

そんなわけでインターネットで関連項目を見ていたら、尾藤君の経営している神戸さぬきにヒットしたわけです。
立派に会社を成長拡大されたようで、創業者の方も喜んで いることと思います。

私もなんだかうれしくなりました。どうぞこれからもますますご発展されるようお祈り申し上げます。

(以下は先生の個人的な話なので割愛します)

2008年06月30日

先日先生が亡くなったと聞いて、あわててメールを探したのですが、みつからずあきらめていました。
ひょんなところから、みつかって懐かしくなり投稿させていただきました。

長年会社の玄関を守っていた植木を撤去しました

長い間、サヌキの玄関を守ってくれていた植木たち。

買ってきたのは、私の祖父とのこと。亡くなってから30年以上たっているので、それよりずっと前、
40年から50年くらい前から玄関を守ってくれたことになります。

残念ながら、最近はいちぶ枯れてしまった木もあります。

植木鉢が壊れて、土が流れだし、近くの溝を汚す原因にもなっていました。

そこで、撤去工事をすることにしました。お願いしたのは植木などの専門家 神港農園芸さん

撤去はひとつずつ丁寧にしてくれました。

最後は車いっぱいになって去っていきました。

撤去した後はすっきりとしました。

社長就任15年を迎えて

本日、「結婚」「社長就任」と人生の大きな区切りの日からちょうど15年となりました。
今朝は仏壇の祖父母、父、先祖のみなさまに感謝を申し上げるところから始まりました。

ここまでいろんなことがありましたが、なんとかやってこれたのも皆様のおかげであると感謝申し上げます。

この15年間を振り替えると、ある言葉を常に意識しながら、行動していました。それは

「人にやさしく、仕事に厳しく」 です。

今日まで多くの人生の師といえる方々にご叱責、ご教授いただきました。
20代のころは、おしかりを受けたとき「なんでこんな厳しいこと言われなあかんの」
「ここまで細かいこと言わなくてもいいやん」と思ったこともありました。

でも、みなさま「仕事に厳しく」真摯に生きてこられた方々ばかりでした。
「仕事に厳しく」することの大切さを私にお伝えしたく厳しい言葉になったのだと思います。

そして、根底には「こいつのために心を鬼にして伝えないといけない」
という「本当の意味でのやさしさ」があったと時間を経ってから気づきました。

「人にやさしく、仕事に厳しく」は7年前にサヌキの企業理念の柱と位置付け、
毎朝全社員で唱和しています。

まだまだ、理想通りに行動できていないことも多々あるかと思いますが、
これからも「人にやさしく、仕事に厳しく」行動できるよう精進してまいります。

         株式会社サヌキ 代表取締役 尾藤唯之