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静電服、静電靴着用テスト

帝人ファイバー株式会社 大阪研究センター様
(大阪府茨木市耳原)
2009年6月17日(水)


<目的> 静電服、静電靴の効果を実感して今後の販売活動に役立てることを目的とする

<被験者> 尾藤唯之(株式会社サヌキ 代表取締役 42歳 男性、ESDコーディネータ
実験準備
この部屋は温度湿度が管理されている部屋。ここに入って実験をします。入る前にはさすがに、多少緊張気味です。
部屋の温度湿度に体を慣らすため、しばし休憩。この日は暑かったため開いた汗腺を閉じる効果を期待しています。後ろには本日のテスト用作業服が洗濯後部屋の環境にて準備されています。
床面はしっかりアースされています 本日着用する靴たち

試験に使用した作業服、セーフティシューズ

  種類 品名
@ IEC適合 長袖ブルゾン サックス
    ツータクパンツ サックス
A JIS T8118合格 長袖ブルゾン アースグリーン
    ツータクパンツ アースグリーン
B 帯電防止素材 長袖ブルゾン アースグリーン
    ツータクパンツ アースグリーン
C 帯電防止なし ジャンパー ベージュ
    パンツ ベージュ
上記は一度洗濯(帝人様にて)
A 静電靴   ブラック
B 静電機能なし   ブラック
下着(作業服毎に毎回着替え)
  下着 半袖Tシャツ ホワイト

実験本番
まずは、作業服に帯電している静電気を除電いたします。
左手には人体帯電を測定するプローブ。まずはアースして実験開始。20回メトロノームの音に合わせて足踏み。右手は大きく振ります。
足踏み終了後 脇の電圧を測定。右の装置に記録されます。これを3回繰り返します。同じサンプルで足踏みの後、次は足の帯電電圧を測定します。
動画をUPしていますのでこちらもご覧ください。


試験結果(一部のみ公開)
作業服単体の摩擦帯電電荷量の試験結果
作業服単体の摩擦帯電電荷量の試験結果です。(テスト状況は上記では掲載しておりません)

帯電防止素材の作業服では十分JISの基準をクリヤーしていることがわかります。
また、IEC規格適合商品ではより良い結果が得られることがわかります。
着用動作帯電圧試験(足踏み20回)
各作業服とも静電靴を着用すると帯電電圧が大きく下がることがわかりました。

なお、作業服の種類による差は「帯電防止素材を使用しないものが帯電電圧が高い」以外はあまり顕著な結果は認められませんでした。

これは暑い時期なので汗などにより人体が帯電しにくい状態であったためなどと考えられています。
試験を終えて
試験後、帝人さんの実験施設を見学させていただきました。どの装置もさすがと思わせる実験器具ばかりでした。ここで実験している結果というのはとても信憑性が高いことがわかります。なお、撮影などはしておりませんのでご了承ください。

写真は帝人ファイバー株式会社 大阪研究センター様の敷地内にある古墳です。
まとめ 感想
 今回 一番印象的であったのは帝人ファイバー株式会社 大阪研究センター様の技術レベルの高さと研究に対する真摯な姿勢でした。私自身、学生時代、静電気の研究に少しだけ触れた経験があるので、そのレベルの高さを人よりも実感できたと思います。

 このようにレベルの高い施設とスタッフで研究され、生産されている生地を縫製した作業服を扱うことができる喜びを改めて感じました。

 また、今回の試験では静電靴の効果の高さを実感することができました。その場で20歩歩いただけで静電気がたまってくることも驚きでした。これらを私自身が体験できたことがとてもいい経験になったと思います。

 冬場に実験すると静電気がたまりやすいため、より効果が高いことが期待できます。冬場に再度実験させていただければありがたいですとお伝えして研究センターを後にしました。

  最後になりましたが、今回無理なお願いを聞き届けてくださった帝人ファイバー株式会社 大阪研究センターのみなさま、関係者みなさまにあらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。